肺がん検診

新型コロナウイルス感染予防対策として、当面の間、密集・密接を防ぐためがん検診の規模を制限し、肺・胃のセット検診は実施しません。

男性と女性で検診日が分かれています。ご注意ください。

肺がん検診の対象者は40歳以上の方です。

誕生月のおおむね1か月以上前に、区から対象者に「検診のお知らせ」を郵送します。

同封の申込はがきに肺がん検診と受診希望日を記入し、申込み締切日までに返送してください。

抽選の結果により、受診希望日に当選の場合は、後日受診券を発送します。

受診希望日に落選した場合は、こちらで受診日を決めさせていただき、後日受診券を発送します。

日程変更を希望される場合は成人健診係までご連絡ください。

受診予約の空いている日の中から新たな受診希望日の予約を承ります。

誕生月に受診できなかった場合も成人健診係にご相談ください。

肺がんとは

現在、日本人のがん死のトップは肺がんです。

肺がんは気管、気管支、肺胞の細胞が正常の機能を失い、無秩序に増えることにより発生します。

初期は症状が出ないことが多く、たまたま受けた検診で偶然見つかることもあります。

自覚症状がないことが多いため定期的な検診が重要になります。

できた場所による分類

肺門型肺がん

喫煙の影響が大きいとされているがんです。

肺の入り口(肺門部)の太い気管支にできるタイプで、初期はX線検査で発見しにくいですが、咳や痰、血痰、発熱などの症状が現れることが多いため、喀痰細胞診で発見されやすいがんです。

肺野型肺がん

喫煙のほか、排気ガスや食品添加物などに含まれる発がん物質の影響が大きいとされているがんです。

肺の末梢部(肺野)にできるタイプで、症状がなかなか現れませんが、比較的早期からX線写真に写ってくるので検診で発見されやすいがんです。

どんな検査ですか

問診、胸部X線撮影、喀痰細胞診を行います。

問診

現病歴、職場環境(アスベスト(石綿)を吸引するような環境にいたか)、既往歴、喫煙歴、咳や痰など自覚症状の有無、がんの家族歴などをお聞きします。

胸部X線撮影

X線で肺野にがんを示す影がないかを調べます。

胸部X線撮影の際に、上半身裸になることに抵抗がある方は、無地のTシャツを持参していただくとTシャツ着用のまま撮影できます。

喀痰細胞診

がんからはがれ落ちて痰に混じって出てきたがん細胞を顕微鏡で検出する検査です。

主に肺門部のがんを発見しますが、肺がんだけでなく、咽頭、喉頭のがんを発見できることもあります。

なお、他の疾患を調べることはできません。

喫煙指数

タバコは肺がんの最大のリスクです。

喫煙歴が長く本数が増えるほどリスクが高くなります。

一日の喫煙本数×喫煙年数=400以上になると肺がんのリスクが高まります。

喀痰の検査をお勧めします。

精密検査と言われたら

「精密検査=がん」ではありません。

本当に異常があるかどうか念のためもう少し検査をしましょうということです。

胸部CT検査など詳しい検査が必要です。

胸部CT検査

CTは、X線を使って体の内部の横断面を描き出します。

がんの大きさ、性質、周囲の臓器への広がりなど、X線検査よりはるかに多くの情報が得られ、肺がん診断には必須の検査です。

精密検査のできる協力医療機関(平成30年4月1日現在)

日本医科大学付属病院
文京区千駄木1-1-5
電話(3822)2131

荒川区の肺がん検診状況

平成30年度の肺がん検診受診者は13,641名でした。

その中で精密検査を受診した196名のうち、早期がん12名、進行がん3名が発見されています。(令和2年3月末現在)

肺がんの主な原因は喫煙です。

そして近年問題となっているのが、女性の喫煙率の増加と受動喫煙です。

受動喫煙とは、喫煙者のそばにいて、喫煙者が吐き出す煙やタバコの先から立ち昇る煙を吸ってしまうことです。

タバコの中には発がん物質が含まれています。

特に、タバコの先から立ち昇る煙が人体には一番よくないと言われます。

自分では喫煙しなくても、喫煙習慣のある人と同じ家で暮らしているだけで肺がんにかかるリスクは高くなります。

喫煙は自分ひとりの問題ではなく、家族や身近な人の健康にも害を及ぼすものです。今からでも遅くありません。

禁煙をしましょう。

タバコをやめた時点で肺がんにかかるリスクは減っていきます。

受診者の声

70代女性

肺がん検診で異常が認められ、X線写真を預かり、大学病院を受診しました。

診断は肺がんで、入院3日目に手術し、11日目で退院しました。

退院後50日経ち、1日に何回かひどい咳が出ますが、買物にも出ることができるほどに回復しております。

男性

1年前に職場の肺がん検診で精密検査を受けるようすすめられました。

しかし、仕事が忙しく受診できずにおりましたが、区の肺がん検診を受け、胸部X線写真に影があることを再度告げられました。

保健所医師の強いすすめもあり、病院に行く覚悟ができ精密検査を受けました。

手術は、胸を大きく切ることなく内視鏡でがんを取ることができ、手術から5日目で退院しました。

今は、リンパ節転移もなく化学療法をすることなく過ごしています。

男性

センターの肺がん検診を受診し、「昨年無かった影があるので、精密検査を受けてください。」と言われた。

肺がんと言えば致死率が非常に高く、ヘビースモーカーの友人もタバコを吸わない義理の姉も、気が付いた時には手遅れであった。

そこで、近くの大学病院に予約を入れ、何も手につかない日々を1か月弱送った。

精密検査の結果は、「異常無し。色が少し黒い部分は肺気腫になる可能性があるが禁煙すれば無くなる。」と言われた。

おかげさまで、私は、精検を勧められた日より1日30本の喫煙を辞めることができた。

検診は早期発見につながるので来年も受診します。

本当にありがとうございました。

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お問い合わせ

健康部保健予防課成人健診係
〒116-8507 荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:416)
ファクス:03-3807-1504

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