大切な子どものために、卒煙(禁煙)しませんか?
子どもの健康を守る卒煙チャレンジ支援事業
たばこは、吸う人だけでなく、その煙を吸ってしまう他の人へも健康被害を与えるといわれています。
特に、子どもや妊婦は健康被害が大きく、小さな子どもは自ら煙を避けることもできません。
大切な子どもの健康を守るために卒煙したい方を応援する、「子どもの健康を守る卒煙チャレンジ支援事業」を令和2年4月1日から開始しました。
▸チラシ表(PDF:366KB)
▸チラシ裏(PDF:824KB)
内容
指定の医療機関で健康保険が適用される禁煙治療を完了した方に、治療にかかった自己負担費用を助成します。
▸指定の医療機関一覧(PDF:165KB)
助成額
上限2万円(1人1回まで)
健康保険が適用される治療の自己負担分(一般的に1万3千円から2万円)を助成します。
※全5回の受診を終えた方に限ります
対象者
以下の条件をすべて満たす方
▸18歳未満の子どもと同居する保護者(妊婦およびそのパートナーを含む)
▸足立区に住民登録があること(登録時および助成金申請時)
▸医療機関での禁煙治療中でないこと
▸20歳以上であること
助成の流れ
⑴登録申請兼承諾書をご記入のうえ、区へ提出してください。審査後、区から登録審査結果通知書を発送します。
⑵登録審査結果通知書を受領後、指定の医療機関で禁煙治療を開始してください。
⑶計5回の治療を完了後、助成金交付申請書を区へ提出してください。
※助成金交付申請書には、禁煙治療にかかった医療費・薬剤費の領収書の原本と明細書を添付してください。
⑷確認後、区から振込み通知書を発送します。助成金は、1か月から2か月ほどで振り込まれます。
詳しくは、「卒煙チャレンジのマニュアル」をご覧ください。
▸卒煙チャレンジのマニュアル(PDF:706KB)
申込方法
郵送またはFAX、窓口に直接ご提出ください。
▸登録申請兼承諾書(PDF:207KB)
▸登録申請兼承諾書(裏面)「ニコチン依存症を判定するテスト」(PDF:94KB)
▸書き方見本(PDF:235KB)
提出先
〒120-8510
足立区中央本町1-17-1 足立区役所 南館2階
こころとからだの健康づくり課 健康づくり係
電話:3880-5433
FAX:3880-5602
医療機関での禁煙治療って何をするの?
医療機関での禁煙治療は、標準的には12週間にわたり計5回行われます。
治療は、医師あるいは専任看護職員から、問診や検査、禁煙補助薬の説明と処方、禁煙へのアドバイス等を受けます。
禁煙補助薬には、ニコチンパッチ(貼り薬)やバレニクリン(飲み薬)があります。
禁煙補助薬は禁煙時のニコチン切れの離脱症状(イライラや不安、集中力低下等)を緩和させる効果があり、禁煙成功率が約1.6倍から2.3倍も高まります。
ただし、妊娠中は禁煙補助薬を使えないため、医師等からのアドバイスが主たる治療となります。
妊婦や子どもへ、どんな影響があるの?
妊婦へは、以下のリスクが高まります。
▸流産
▸早産
▸死産
▸低出生体重児
子どもへは、以下のリスクが高まります。
▸乳幼児突然死症候群
※親1人が喫煙者の場合…1.6倍
※親2人が喫煙者の場合…4.77倍
▸喘息や咳、たんといった気管支症状
▸中耳炎
▸たばこの誤飲
※子どもの誤飲事故では、たばこが1番多いことがわかっています(2018年度 家庭用品等に係る健康被害 病院モニター報告 厚生労働省)。
▸母乳からのニコチン取込み
※母親が喫煙者の場合