区立保育園の民営化について

現在足立区では、保育を必要とする方々が増えると同時に、就労形態や生活スタイルが多様化し、さらなる保育サービスの充実が求められています。

こうした区民の皆さんの要望に応えるために区立保育園の民営化を進め、保育サービス全体を活性化させて質の向上を図るとともに、施設運営の効率化をめざしています。

これまでに民営化された保育園で、充実されたサービスの一例です

区立保育園が民営化され、様々な保育サービスが拡充されます。

⑴0歳児保育を実施している場合、産休明けで預けられるようになります。

⑵午前7時からと午後8時30分までの延長保育が利用できるようになります。

⑶延長保育も月極めだけではなく、スポット利用(一時利用)ができるようになります。

⑷年末保育(12月29日から30日)を行うようになります。

⑸私立保育園ならではの独自カリキュラムが盛り込まれるようになり、講師を招いての体育指導や英会話教室、和太鼓教室、お泊り保育など保育内容も充実しています。

1.今後の民営化予定園について

民営化の時期 保育園名
令和4年4月 本木東保育園
令和5年4月

東花畑保育園、元宿こども園、新田さくら保育園、千住保育園

令和2年度・令和3年度に民営化を予定していた辰沼保育園・いりや第二保育園・北保木間保育園・六木保育園は、民営化を見送ることとしました

【民営化計画に関するお問い合わせ先】
教育委員会事務局 子ども家庭部 子ども政策課 子ども・子育て支援制度担当
電話:03(3880)5795
FAX:03(3880)5641
Eメール:kosodate@city.adachi.tokyo.jp

2.民営化に関してよくあるお問い合わせ

(1)民営化されると、入園の申込方法や保育料が変わるのですか。

「入園申込」「入園の決定」「保育料の決定・徴収」は、今までと同様に足立区が行ないます。
延長保育を利用する方は、別途延長保育料がかかり、この部分は保育園との直接契約になりますので、保育園に保育料を納めます。

(2)保育園の職員が変わるのですか。

足立区の職員(保育士)から運営する事業者の職員(保育士)に変わります。
足立区では、1年間かけて引継ぎをしていきます。
子ども達に負担をかけないように、少しずつ新しい保育士が入り子ども達と生活する中で、個々の子どもの様子等を把握していきます。

また、新しい保育士と現在の保育士と一緒に「クラス別保護者会」「個人面談」を実施し、きめ細かい引継ぎをします。
経験豊富な保育士の配置等、運営事業者募集要項の中で定めています。

ベテラン職員からパワフルな若い職員等、バランス良い職員配置に配慮し、それぞれの持ち味を生かせるような職員体制で運営していただきます。

(3)配置される職員の数は民営化後も同じですか。

足立区の全ての認可保育園は、児童福祉法に定める基準を上回る基準で保育士を配置しています。
民営化後も同様に、保育士を配置します。

(4)運営する事業者は、どのように決めるのですか。

公募を行い、保育園運営について各事業者に提案をいただき、審査の上、選定します。

事業者の選定に際しては、区が示す条件のもとで、事業者の保育園運営への取組み、内容や姿勢、人材確保や育成、園児の健康管理や危機管理、経営の安定性などの項目について、提案していただきます。

また、応募のあった事業者が運営している保育園等の視察を行い、実際に行われている保育の内容や運営状況を含め、総合的見地から審査会において選考されます。

(5)給食はどうなりますか。

民営化後は、各園独自のメニューを作成し、自園で調理します。

足立区役所ホームページの【区立保育園の民営化について】ページこちら